料理の勉強をどこから始めていいか分からないあなたへ
食べる事は生きていく上で切っても切り離せないもの。
どうせなら美味しいものを食べたい、食べてもらうなら美味しい料理で喜んでもらいたい、意中のあの人に振り向いてほしい、食生活を改善して健康に生きたい、独学だけでは不安で料理の基礎を学びたい、お弁当を美味しく作りたい。
色んな理由で料理を上達させたいと決意した素敵なあなたへ、料理を仕事としてきた私なりの勉強方法をご紹介します。
この記事を読んで料理の勉強の道筋が立ち、理想のあなたへ近づくお手伝いが少しでもできたら幸いです。ぜひ参考にしてみてください。
ブログでは料理やオーガニックに関する情報を発信しております。
レシピ、テクニック、豆知識、その他お料理に関するお役立ち情報です。基本毎週更新なので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
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【料理上達へ】あなたに合わせた7つの勉強方法をご紹介【まずはここから】
■料理上達のために必要なこと
先に結論から言います。
ハイハイ出ましたよと、よく言われている事だよねって。
でもこれは本当にその通りなんです。
調理方法の裏付けや根拠を知っていればその都度調べなくてよいし、レシピを変えても応用がききますし、理解も早くなり長い目で見ると上達は早くなります。
主婦で料理を勉強しようとする人も、料理のプロを目指す人も、上達のためにまず学んでいく事は一緒。その度合いが深いか浅いか、経験が多いか少ないかの違いだけなのです。
センスやオリジナリティの洗練は一歩先のお話になります。
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料理の基礎一例
ということで、ざっと書き出してみました。料理の勉強はまずはこの辺りから始めていくと良いでしょう。
◎包丁の使い方
◎材料の量り方
◎野菜の切り方
◎食材の下処理の仕方
◎お肉や魚のさばき方
◎お米の炊き方
◎出汁の取り方
◎お味噌汁の作り方
◎調味料の割合
◎揚げ物のやり方
◎綺麗な盛り付け方
◎料理の段取り
◎基本の調理法
◎基本の和食
私たちは日本人なので和食から勉強していくと普段の食生活に活かしやすいですよ。
では実際にどうやってこれらの基礎を学べばいいの?を、深堀りしていきます!
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■あなたに合わせた7つの勉強方法
料理が上手になりたいといっても、全員が目指す所は一緒ではありません。
目標が違うと勉強する内容も手段も変わります。
7つの勉強方法の前に、ここを意識しておきましょう。
【今の自分の段階を知る】
◎あなたは、料理初心者?
◎あなたは、料理がある程度できる人?
◎あなたは、プロを目指す人?
【勉強の手段はどんなものがある?】
◎親や友人に習う
◎レシピ本やテクニック本を見る
◎料理アプリやYoutubeを見る
◎料理の資格をとる
◎料理教室に通う
◎現場で学ぶ
◎調理の専門学校で学ぶ
これらを踏まえ、それぞれ解説していきます。
料理初心者さんの勉強方法
まったくの料理初心者さんには、まず料理って楽しいものだと感じてほしいです。なのでいきなり勉強とかなんとか難しいことはやらなくてOK。
1.自分の好きな料理が載っているレシピ本やアプリを見て、レシピ通りに作る
『レ シ ピ 通 り に 作 る 』、これが結構大事なのです。
「醤油がなかったから塩で代用しちゃった」
「ひき肉が100g足りないけどまぁいっか」
「本みりんがなかったから砂糖でいいよね」
・・・ダメです(笑)
いきなりアレンジをするとそのレシピ本来の味がわかりにくいですし、失敗しても修正する技術がないので初心者さんは美味しく作れません。
レシピ通りに作ることをまず徹底し、
『レシピ通りに作る→美味しい→覚える』を重ねていきましょう。
◆料理のアプリはDELISHKITCHEN、クラシル、Nadiaなどがあります。特にクラシルさんの動画は綺麗・簡潔・分かりやすいのでおすすめ。
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料理がある程度できる人の勉強方法
料理はそこそこ美味しく作れるんだけど、しっかり学んでいきたくなってきたあなたにはこれ。
2.シェフが出すレシピ本、テクニック本、Youtubeなどを見て基礎を勉強する
シェフや板長さん(和食の料理長)が書かれている料理本は少し内容が難しく感じるかもしれませんが、美味しくなる根拠がきちんと書かれているので大変勉強になります。
例えば魚に塩をふって20分ほど置く理由、トンカツのお肉の筋を切る理由、ハンバーグのひき肉に塩を入れてこねるとジューシーさが増す理由などをきちんと解説してくれています。
なぜ美味しくなるかがきちんと理解できると食材を変えても応用がきくので、シェフや板長さんが書かれた料理本は超おすすめです。
メリット:好きな時間に好きなものを学べる
デメリット:本屋で探す手間がかかる、体系立てて学びにくい
◆和食のおすすめ本は例えばこちら
野崎洋光和のおかず決定版 「分とく山」の永久保存レシピ /世界文化社/野崎洋光
3.シェフが開催する料理教室で基礎を勉強する
その道にいるプロから教わるのが良いことはどの業界でも同じ。現場で調理をしている人と家庭でしか調理していない人とでは調理の経験値が全く違うので、深く学ぶにはオススメです。
料理が出来ていく行程を見ながら味を確かめて質問もできるので、料理を学ぶ上では最適の環境といえます。
メリット:現場で働かなくても学校に通わなくてもプロの技術が勉強できる
デメリット:基礎を学べるカリキュラムが組まれているところが少ない
◆RIZAPが主催する料理教室は一流の料理人からオーダーメイドでカリキュラムを組んでやってくれるのでおすすめ。明確な到達目標がある方には、飲食の現場や学校に通う以外では1番の選択肢。
▶︎スキルと目標に合わせたオーダーメイドレッスン!【RIZAP COOK】
4.料理の資格を取りながら基礎を学ぶ
資格にもよりますが、料理の基礎を学んでいけるための講座があります。自分のペースで体系的に料理を学んでみたい方にはこちらがおすすめ。
メリット:自分のペースで料理の基礎を道筋に沿ってきちんと勉強できる
デメリット:実際の料理で活かせて初めて身になる(上達までは時間がかかりがち)
◆しっかり家庭料理に活かせる料理の資格講座はこちら
▶︎和食ソムリエ/諒設計アーキテクトラーニングスクール
▶︎和食/基本コース、プラチナコース/SARAスクール
▶︎家庭料理技能検定3級講座/オンスク.JP
和食だけじゃなくいろんなジャンルがあるので目的のコースを好きな時に学べるのは良し。
5.飲食店でアルバイトをしながら基礎を学ぶ
実践に勝るものはありません。お金を頂きながらプロの料理人から技術を勉強できるので一石二鳥。作る料理はお店のジャンルによってかたよるので家庭で活かしづらい事も。ゲストに出すお料理を作るため、当たり前ですが料理は手を抜けず仕事は洗練されていきます。
メリット:お金を頂きながらプロの技術が学べる
デメリット:業務優先なので学びたいことがピンポイントで学べない
アルバイトであれば自宅近くの好きな飲食店でまずはOK。
しかし、ブラックな飲食店もコロナ禍で淘汰されずにまだまだ残っています。。
きちんとした飲食店で働くならば飲食業界専門の転職支援サービスなどで探しましょう。
◆きちんとした飲食店を選ぶにはこちら
▶︎Foods Labo/飲食業界特化型の転職サイト《完全無料》
プロを目指す人の勉強方法
6.調理師専門学校で基礎を勉強する
お金と時間に余裕がある人は一般の方でもおすすめです。料理を勉強する上で一番堅実に、最短で、広く調理を学ぶ事ができます。調理師専門学校で学んだ事は飲食の現場でもかなり活かせますし、現場でもすぐに戦力になれます。
メリット:卒業すると国家資格である『調理師』免許を取得でき、調理の現場に入っても困らないレベルの技術と知識が身に付く
デメリット:お金と時間の拘束があり、料理の腕は現場で学ぶほどは上がらない
有名どころでいえば『服部栄養専門学校』、『辻調理師専門学校』です。
コロナ禍以降、海外での寿司職人は大変重宝されています。もはや日本で寿司職人をやるよりも、海外でやった方が稼げる時代です。海外拠点を考えている方はぜひ資料請求してみてください。
7.現場で正規社員として働く
レストランや料亭での業務は肉体的にも精神的にも厳しいですが、調理の知識と技術を学ぶには最適です。お店のジャンルは和食か、西洋料理か、中華で分けて選ぶと良いでしょう。条件を満たせば筆記試験が必要ですが、調理師免許も取得できます。
現場で学べることは多岐に渡るので、料理の上達という観点で見ればレストランで働くのが一番効率良く、深く学べます。独立を考えている人は業者さんとの繋がりも出来ますし、開業に関しても理解が深まるのでおすすめ。
メリット:料理が一番早く上達する
デメリット:忙しさと疲労回復に追われがちで、きちんと目的と期間を決めておかないと一生現場人で終わる
きちんとした飲食業界専門の転職支援サービスや転職エージェントサービスを利用して移りましょう。昨今、労働環境が良い所も多いですがブラックな所もまだまだあります...。カラダを壊すと元も子もないです。
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■料理を勉強する時に気をつけておきたいこと
料理の勉強は楽しみながら続ける
小説家であろうが、音楽家であろうが、料理人であろうが、演者であろうが、何かを創り出すことは一生をかけても追求し終わるものではありません。
料理を勉強をする事は大事ですが、楽しめないとずっと続けられません。
あ、これ分からないなと思ったらサッと調べていくだけでもいいのです。楽しく続けられるのが一番。
私の場合は料理を勉強するぞ!と思った事はなく、『その都度分からない事を調べる』を積み重ねていきました。おかげで現場を離れた今も学ぶ意欲は薄れず、料理をする事が超大好きです。
料理に正解はない
例えば和食は、食材の持つ味を活かすようなスタイル。フレンチはいかに味を洗練・昇華させていくかというスタイル(勝手なイメージですが)。国が違えば食材の活かし方、下処理の仕方、作り方も全然違います。
料理の正解・不正解・ルールは国ごとに、料理のジャンルごとに、もっというとお店ごとに違います。
こうした方が美味しいよねという一般的な決まりはありますが、絶対ではありません。レシピに捉われず、自由に料理する事が大事です!
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■まとめ
料理上達の勉強方法をまとめると、
(料理アプリやYoutube参考に )
②シェフが出すレシピ本やYoutubeを見て勉強
③シェフが開催するカリキュラムがちゃんとある料理教室で勉強
④料理の資格をとりながら勉強
⑤アルバイトしながら勉強
⑥調理師専門学校で勉強
⑦飲食の現場で正社員として働きながら勉強
です。意外と①をきちんとやるだけでも上達しますよ。
●料理初心者は1を徹底
●ある程度色々作れちゃう方は2、4が確実
●本気の方は6、7
料理がある程度作れるようになると結局『基礎をやってみよう』に行きつくんですよね。ご自身のライフスタイルに合わせてやりましょう。
疑問があればContactやSNSからお気軽にご相談ください。
あなたの料理ライフがより良いものになりますように。
それではまた!
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