美味しい千枚漬けのレシピはこれ!
こんにちは、タカシです!
本日は食材宅配【坂ノ途中】で紫大根が届いたので、大根を使った『千枚漬け』の作り方をご紹介します。
本来は聖護院かぶという京都の伝統野菜で作られるのですが、大根でも作れちゃうのでやってみました。
大根には身体に良い効果がたくさんあるので、少しでも多く食べられるレシピを皆さんと共有したいと思います!
簡単なのでぜひご自宅で作ってみてください。
それではいってみましょう!
ブログでは私が特におすすめするレシピをご紹介しております。
家で比較的簡単に作れて、美味しくて応用の効きやすいレシピを中心に載せていますので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
■千枚漬けの材料
材料はこちらです。
◇塩・・・・・・・6g
◇きび糖・・・・・20g
◇米酢・・・・・・30ml
◇唐辛子・・・・・2本
◇利尻昆布・・・・5g
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■千枚漬けの作り方
1.無農薬なので今回は大根の皮を剥かず、スライサーでスライスします。
2.スライスした紫大根に分量外の塩を軽くふり、混ぜてから一晩冷蔵庫で寝かせます。
3.塩・きび糖・米酢をボウルに入れて溶けるまで混ぜ合わせます。
4.唐辛子を輪切りにして種を取り除き、昆布は濡れふきんで表面の汚れを拭き取ります。
5.漬ける容器に昆布、水気を切った大根、唐辛子、③の調味料を交互に重ねていきます。
6.落としラップをして、また一晩漬けます。
7.お好みの味に浸かったら完成!
それでは画像付きで詳しく解説していきます!
■作り方を詳しく解説
1.無農薬なので今回は大根の皮を剥かず、スライサーでスライスします。
2.スライスした紫大根に分量外の塩を軽くふり、混ぜてから一晩冷蔵庫で寝かせます。
3.塩・きび糖・米酢をボウルに入れて溶けるまで混ぜ合わせます。
4.唐辛子を輪切りにして種を取り除き、昆布は濡れふきんで表面の汚れを拭き取ります。
5.漬ける容器に昆布、水気を切った大根、唐辛子、③の調味料を交互に重ねていきます。
6.落としラップをして、また一晩漬けます。
7.お好みの味に浸かったら完成!
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■賞味期限と保存方法
漬けたら大体3日〜4日以内を目安に食べ切りましょう。
漬けるお野菜の重量に対して約2%の塩分濃度なので、イメージとしては即席漬けくらい。
余分な水分を抜いて作られているので5日経っても持ちはしますが、美味しく食べられるのはそのラインというのを覚えておきましょう。
■大根の効能
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●イソチオシアネートとその効能
大根をはじめ、アブラナ科の植物であるキャベツ、ブロッコリー、白菜、カブ、ワサビ、チンゲンサイ、クレソンなどは、イソチオシアネートという刺激性で強い香味成分のある化合物が含まれています。
その種類は100以上も報告されており、大根に含まれているイソチオシアネートは主に『トランス4-メチルチオ-3-ブテニルイソチオシアネート/TMBI』という種類になります。このTMBIは、
◇抗がん作用
◇抗炎症作用
◇神経突起伸長作用
という身体にとても良い効能を持っています٩( 'ω' )و主に根っこ側に多く含まれており、葉っぱ側に比べると10倍ほどの含有量があります。
少し深く掘り下げると、イソチオシアネートは大根にそのまま含まれている訳ではありません。すりおろす事によってはじめて生成されます。
グルコシノレート(辛子油配糖体)というイソチオシアネートの元になる成分を、ミロシナーゼという酵素(熱を加えると失活)が分解してイソチオシアネートを生成します。
これらは普段大根の中で別々に存在し、すりおろす事で出会って反応し、イソチオシアネートが生まれます。
イソチオシアネートは揮発性ですりおろして30分後には半減、60分後には大部分が消失します。
イソチオシアネートをうまく摂取するには、
◇大根の下部分をすりおろす
◇すりおろしてなるべく早く食べる
このようにして食べると良いでしょう。
そういえばブロッコリースーパースプラウトの『高濃度スルフォラファン』も、このイソチオシアネートに分類されますね。
参考:農林水産省/農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター/柴田貴広氏,内田浩二氏/『農業および園芸』/93巻5号 P389-395
参考:家政学雑誌 Vol. 33 No. 10/江崎秀男氏,小野崎博道氏/『大根おろし辛味成分の消長について』
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●消化を助けてくれる
◇ジアスターゼ/アミラーゼ
:でんぷん分解酵素。ご飯、パスタ、うどん、蕎麦、パンなどの消化を助けます。
◇プロテアーゼ
:タンパク質分解酵素。お肉やお魚などタンパク質を多く含む食事の消化を助けます。
◇リパーゼ
:脂肪分解酵素。天ぷらなど、脂っこい食事の消化を助けます。
◇オキシダーゼ
:酸化酵素。発がん性物を分解してがん予防の効果があります。
これらは酵素なので、熱に弱い性質があります。効果を狙うならやはり加熱はせず食べるのがおすすめです。
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■そもそも千枚漬けってなに?
千枚漬けは、日本の京都三大漬物のひとつ。
◇しば漬け
◇千枚漬け
本来の作り方は薄切りにして下漬けしたかぶを、樽に昆布とみりんで漬けて乳酸発酵させた黄白色の漬物でした。しかし現代では薄切りにしたかぶを昆布と唐辛子と一緒に甘酢漬けにした漬物が主流になっています。
江戸時代、御所の料理人である大藤藤三郎が考案したものとされる。のちに大藤藤三郎は漬物商に転身し、「千枚漬け」を販売。たちまち評判となり、明治23年(1890年)に京都で開かれた全国博覧会では、全国名物番付けに入選するまでになった。
使うかぶは、京の伝統野菜「聖護院かぶ」である。
引用:農林水産省/千枚漬け 京都府/
ちなみに『聖護院かぶ』とはこのようなかぶです。
大きいですよね。
直径15~20cm程度、成人男性の手の平より大きくなり、重さは1.5~5kgにもなります。
千枚漬けだけでなく、クリームスープにすると本当に美味しいんです。
■千枚漬けを作るのにおすすめの材料
■紫大根や聖護院かぶを買うならここ!
■千枚漬けを上手に作る調理器具はこれ!
●千葉工業所 業務用せんぎりスライスくん
ご家庭の小さいスライサーだと、大きい大根やかぶをスライスしようにも難しいです。そんな時はこれ。
少々大きいお野菜でも楽々薄くスライスできちゃいます!キャベツの千切りもできますので、大きいものを削りたい時はこれをおすすめします。
■まとめ
買うと高い、しかし作ってみると意外に簡単な千枚漬け。
身体に良い効能がたくさんある大根を積極的に食べて、日々の健康にお役立てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたの料理ライフがより良いものになりますように。
ではまた!
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