玄米の美味しい炊き方はコレ!
本日は美味しい玄米の炊き方を解説します。
玄米を炊いてみて、美味しくないな〜と思ったそこのあなたに届けたい。
せっかく栄養豊富な玄米なのに食べ続けられないと意味がありませんよね。
今回はお店でもやっていた美味しい玄米の炊き方をご紹介します。適切な水加減、研ぎ方、保存方法など詳しく解説しますので、ぜひ実践して玄米ライフを楽しんでいただきたいと思います。
それではいってみましょう!
ブログでは私が特におすすめするレシピをご紹介しております。
家で比較的簡単に作れて、美味しくて応用の効きやすいレシピを中心に載せていますので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
■美味しい玄米ご飯の分量
◎水……1020ml(1.7倍)
玄米100gに対して1.7倍の水です。
(※土鍋の場合)
玄米を炊くときは、なにで炊くかによりますがおおよそ1.5倍から1.7倍の水分量を目安にしておけば大丈夫です。
《玄米1合、1.5倍の水分量の場合》
◎玄米......150g(1合)
◎水......225ml(1.5倍)
《玄米1合、1.6倍の水分量の場合》
◎玄米......150g(1合)
◎水......240ml(1.6倍)
《玄米1合、1.7倍の水分量の場合》
◎玄米......150g(1合)
◎水......255ml(1.7倍)
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■玄米ご飯の炊き方
2.いったん水を捨てる。
3.両手で拝むように優しく玄米を洗う。(水を替えながら3回)
4.水を張って冷蔵庫で半日以上浸水させる。(浸水で約225ml水を吸う)
5.浸水させていた水を捨て、軽く玄米を洗う
6.土鍋に玄米を移し、水を795ml加えて強火にかける。
7.沸騰したら弱火にし、水分がなくなるまで炊く。
8.蓋を開けて穴が空いてきたら火を止めて、10分蒸らしたら完成。
では画像付きで注意点を踏まえながら解説していきます!
■炊き方を詳しく解説
1.玄米に水を吸わせる。
最初の吸水時に1番水を吸うので、水を濁らせないようにする。
2.いったん水を捨てる。
研がずに水を捨てます
3.両手で拝むように優しく玄米を洗う。(水を替えながら3回)
玄米を優しく拝むように洗う。
4.水を張って冷蔵庫で半日以上浸水させる。(浸水で約225ml水を吸う)
5.浸水させていた水を捨て、軽く玄米を洗う
長時間浸水させていた水は使いません。
6.土鍋に玄米を移し、新しい水を795ml加えて強火にかける。
今回は玄米600gで炊きました。
水分量1.7倍と設定したので必要量は1020ml。
玄米の水の吸収率は*約25%なので、浸水させると約225ml吸水していたことになります。
1020ー225=795なので、795mlの水を新たに加えて炊きました。
*参考文献:『玄米飯の物性と微細構造』|日本調理科学会誌 Vol.44,No.2,137~ 144(2011)桒田寛子氏,寺本あい氏,治部祐里氏,田淵真愉美氏,渕上倫子氏.
水の量はご家庭の炊飯器具によって調整してください。レストランで炊いていたときは少なめの1.5倍の水の量でやっていました。
1.8倍以上にすると食感が悪くなるので注意しましょう。
7.沸騰したら弱火にし、水分がなくなるまで炊く。
だいたい20分くらい弱火にかける。
8.蓋を開けて穴が空いてきたら火を止めて、10分蒸らしたら完成。
穴が確認できたら火を止めて、10分以上蒸らしたら完成!
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■日持ちはどれくらい?保存方法は?
土鍋や炊飯器に保存した状態だと味は徐々に落ちます。
なるべく美味しい状態のまま玄米ご飯を食べたい場合は、粗熱が取れたらその日のうちにラップで小分けにして冷凍しましょう。
解凍する手間はありますが、美味しさを保ったまま玄米ご飯を食べられます。
作業台にラップを敷き、形を整えながら包んでいきます。
ご家庭では10合ずつ炊いてまとめて小分けにするとよいでしょう。
■玄米の研ぎ方、洗い方について
力を入れると玄米であろうと白米であろうと割れます。。
割れた状態で炊くと食感が最悪になるのでオススメしません。
玄米1粒1粒を意識しながら汚れや不純物を取り除くように洗えばそれで充分です。
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■玄米のオススメ
一般的に、脂質が多いぬか層や胚芽部分に農薬は溜まりやすいので、白米に比べて玄米は残留農薬は多くなります。
できれば減農薬・無農薬の玄米を買うのをおすすめします。
私の料理教室では『農事組合法人 北辰農産』様のお米を使っています。お米ももちろん美味しいのですが、おかきが最高に美味しいのでおすすめです!
■時間がないから浸水無しでもいい?
オススメしません。。
浸水させた方が断然美味しく炊きあがります。それほどの違いがあります。
■美味しく炊くために昆布や日本酒を入れて炊いた方がいい?
むかーしむかし、精米技術も何もかも発達していない頃のお米は美味しくありませんでした。
それゆえによく研いで汚れを取り、旨みになる日本酒や昆布を加えて炊いていました。
しかし現代では必要ありません。
今のお米は充分に美味しいので、丁寧に研ぎ、浸水させて炊けば問題ありません。
もちろん狙って昆布を入れるのはOKですよ。
■まとめ
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