これでいろんな野菜スープが作れるようになる
本日は簡単で美味しい『カボチャのスープ』の作り方をご紹介します。
レストランでもやっているプロの作り方です。コンソメは使わず、冷たいクリームベースのレシピですが、温めればそのまま温スープになります。
この記事では現場で実際に作っている方法をご紹介し、美味しく作るコツ・アレンジ・食材・調理器具などをみていきたいと思います。
お野菜を変えれば色々とアレンジが効くようになりますよ♪
あなたの日々のお料理の引き出しの一つにしていただけたらと思います。
それではいってみましょう!
ブログでは私が特におすすめするレシピをご紹介しております。
家で比較的簡単に作れて、美味しくて応用の効きやすいレシピを中心に載せていますので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
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レシピ プロが教える『カボチャスープ』の作り方、アレンジの仕方など
■カボチャスープの材料
まず材料と簡単な作り方をご紹介後、画像付きで詳しく解説していきます。さっと作りたい方はこちらだけ見ながら作ってみてください\(^-^)/
基本のカボチャスープのレシピはこちら。
・蒸しカボチャ(身部分) 300g
・バター 30g
・玉ねぎ 300g
・ローリエ 1枚
・野菜出汁 200ml
・牛乳 300ml
・生クリーム 100ml
・塩 適量
・イタリアンパセリ 適量
このレシピが一つの目安になりますが、生クリーム・牛乳・野菜出汁の量はお好みでOK。ただし牛乳の割合が多いと『牛乳の匂い』で覆われるので注意。
カボチャのスープなのでカボチャの風味が全面に出ているのがポイントです!
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■カボチャスープの作り方
では簡単な作り方です。
1.カボチャの種子とわたを取り除き、蒸しやすい大きさにカットして皮ごと蒸します。
2.玉ねぎを薄くスライスし、鍋にバターとローリエを入れて弱火で飴色に炒めます。
分量外の塩を少し入れて中の水を出しながら炒めましょう。
3.蒸し上がったカボチャの身をスプーンでくり抜いてボウルに移し、②で炒めた玉ねぎも加えます。ローリエはここで取り除きます。
4.③のボウルに野菜出汁を加えながら軽く混ぜ、ハンドブレンダーでペースト状にします。
5.綺麗にペースト状になったら生クリームと牛乳を加えてよく混ぜ合わせます。
6.塩で調味したら完成です。
器に盛り付け、刻んだイタリアンパセリと生クリームの残りで飾りつけましょう。
それでは、こちらを注意点などを踏まえながら画像付きで細かく解説していきます٩( 'ω' )و
■作り方を詳しく解説
では詳しく見ていきます。
1.カボチャの種子とわたを取り除き、蒸しやすい大きさにカットして皮ごと蒸します。
巷のレシピでは玉ねぎと皮をそいだカボチャを鍋で炒め、そこに水を入れて煮て柔らかくするのもよくあります。
そちらでもOKです。自分は固いカボチャをスライスにするのが面倒だったので蒸すやり方にしています^^;
2.玉ねぎを薄くスライスして鍋に入れ、
鍋にバターとローリエを入れて弱火で飴色に炒めます。分量外の塩を少し入れて中の水を出しながら炒めましょう。
3.蒸し上がったカボチャの身をスプーンでくり抜いてボウルに移し、②で炒めた玉ねぎも加えます。ローリエはここで取り除きます。
4.③のボウルに野菜出汁を加えながら軽く混ぜ、ハンドブレンダーでペースト状にします。
お店だとここでハンドブレンダーは使わずバイタミックスやダネッツなどのパワフルなミキサーを使い、完全なペーストにします。
そしてシノアで濾して、口触りの良いペースト上に仕上げます。
お店の食感にこだわりたい方はバイタミックスで綺麗なペースト状態にした後、シノアで濾しましょう。※後で使った調理器具をご紹介しますね。
ちなみにハンドブレンダーで作るペーストではつぶが大きすぎてシノアを通り抜けません(;_;)そこまで差があります。
5.綺麗にペースト状になったら生クリームと牛乳を加えてよく混ぜ合わせます。
割合は生クリームを1として、野菜出汁(水分)2〜、牛乳3〜5、をくらいを目安にしてください。今回は1:2:3で作りました。
割合は好みにより変えて良いですが、牛乳の割合が多くなると牛乳の味しかしないスープになってしまうので注意!カボチャのスープなのでカボチャの香りが消えないバランスが重要です。
場合により野菜出汁の量が多くなってもOKです。
6.塩で調味したら完成です。
器に盛り付け、刻んだイタリアンパセリと生クリームの残りで飾りつけましょう。今回は白胡椒も加えてみました(*⁰▿⁰* )
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■野菜スープをアレンジしてみよう!
はい、ではこれでカボチャのスープの作り方は大体覚えましたね。
実はこれをベースにしていろんなお野菜で同じようにスープが作れちゃいます。例えば、
・カブ
・とうもろこし
・枝豆
・ジャガ芋
・さつま芋
・ビーツ
などでも作れます(*⁰▿⁰*)各お野菜を固めのペースト状態で大量に作り、ジップロックに入れて小分けしておくと使い勝手がよくなりますよ♪大量調理するレストランではペーストを何キロ分も仕込んでまとめて冷凍しておきます。
さっぱりしたスープにしたいときは、牛乳や生クリームは使わずお肉とお野菜の出汁で伸ばしてスープにしちゃいます。
お野菜のペースト、とても便利なのです。
■野菜出汁の作り方
野菜出汁/ベジストックの簡単な作り方をご紹介しますね\(^-^)/
・玉ねぎ200g
・人参150g
・セロリ80g
・利尻昆布10g
・ローリエ2枚
・白胡椒5粒
・クローブ3粒
・水
1.香味野菜を細かくカットする。細かくカットした方がより旨味が出やすくなります。
2.全ての材料を鍋に入れ、強火にかけます。
4.ザルにペーパーを挟んでゆっくり濾したら完成です。冷水で冷やしたら使わない分は冷凍しましょう。
出汁が取れるお野菜はトウモロコシの芯、人参のヘタ/葉っぱ、玉ねぎの皮(大量に入れると苦い)、長ネギの緑色部分、キャベツの芯、パセリの茎など様々です。
白ワインや清酒なども入れてもOK。
煮出すお野菜なので、できるだけ安全な無農薬なものを選ぶと良いでしょう。そうすると余す事なく食材を使い切る事ができます(*⁰▿⁰* )
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■今回使った無農薬野菜はこちら
■今回使った調理器具はこちら
●ハンドブレンダー
ブラウンのハンドブレンダーです٩( 'ω' )و強力なミキサーが家にない方はこちらが安価でお手軽です。今回私もこれで作りました。
お野菜をみじん切りにする事もできるので、4人前くらいの量であればこれ1台で大抵の仕込みが簡単にできちゃいます♪
BRAUN マルチクイック 9 ハンドブレンダー MQ MQ9035X
●ダネッツ
ダネッツのミキサー。これで回すとつぶつぶ感がなくなり綺麗なペースト状に仕上がります。スープを作るときも重宝します。私がオススメする強力なミキサーの一つ。
タッチパネルなのもカッコいい♪
●バイタミックス
そしてバイタミックス。こちらも綺麗なペーストに仕上がります。ダネッツか、バイタミックス。どちらか家にあるととても便利です。
裏漉しの必要がなくなるくらい滑らかに仕上がりますので、お料理のランクが一段階アップしますよ\(^-^)/こだわりたい方にオススメ。
●シノア
バイタミックスやダネッツでペーストにしたら、これで濾して滑らかにしましょう。ザルより目の細かい網で液体と具材を分けます。
液体中のダマを取り除きたい時、フォンを仕込む時、デザートの仕込みなど、色んな場面で使えます。濾すと液体の口当たりも良くなりますので、ご家庭でこれを使えば完成度は一段上がります。
ここまでするとお店の舌触り。こだわりたい方は、ミキサーとセットで使ってみましょう。
4520785067945 三宝産業 UK 18-8アミ式シノア 24cm
■まとめ
玉ねぎ・野菜出汁・メインのお野菜・塩だけで激ウマになるこのレシピ、ぜひ季節ごとにメインのお野菜を変えて作っていただきたいです♪
温めて温スープにしても良いですし、お肉を加えてシチューっぽくしても良いですし、色々アレンジできる内容だったと思います。
お野菜の旨味をちゃんと活かせてあげると、塩だけでも味が決まります。
ここを意識するだけでもオーガニックな調理法にグッと近付きます。
農家さんが多大なる労力をかけて作ってくださったオーガニックお野菜を、私達はできる限り余す事なく使う事が大切です。
このレシピがあなたのお料理の引き出しの一つにしていただければ嬉しいです♪分からない事がございましたら、下のメールフォームよりお気軽にご連絡ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたの料理ライフがより良いものになりますように(^-^)/
ではまた!
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