本日は自家製の『ケイジャンシーズニング』の作り方をご紹介します!
ケイジャンシーズニングまたはケイジャンスパイスとも呼ばれます。簡単に言うと辛〜い混合調味料です。カレーで有名なガラムマサラがありますがあれも複数のスパイスで構成される混合調味料です。
作り方は簡単、材料を混ぜるだけ。
大量に作っておくと他の料理にたくさん使えますし、保存もきくので大変便利です。お料理の幅も広がり時短にもなるでしょう。
この記事では作り方、料理例、ケイジャンの簡単な歴史、どんなものがおすすめかなどをご紹介していきます!
あなたの日々のお料理の引き出しの一つにしていただけたらと思います。
それではいってみましょう!
ブログでは私が特におすすめするレシピをご紹介しております。
家で比較的簡単に作れて、美味しくて応用の効きやすいレシピを中心に載せていますので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
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激ウマ!! 【レシピ】自家製『ケイジャンシーズニング/スパイス』の作り方 【簡単、混ぜるだけ】
■ケイジャンシーズニングの材料
ケイジャンシーズニングの材料です。さっと作りたい方はこちらだけ見ながら作ってみてください。とても辛いので、苦手な方はカイエンペッパーを控えめに。
◎パプリカパウダー……大さじ3
◎ガーリックパウダー……大さじ2
◎オニオンパウダー……大さじ1
◎乾燥タイム……大さじ1
◎乾燥オレガノ……大さじ1
◎カイエンペッパーパウダー….大さじ1 ※
◎ブラックペッパーパウダー……大さじ1
◎塩……大さじ1 ※
※好みにより省略可
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
お好みとして以下も加えてもOK
◎乾燥バジル
◎クミンパウダー
◎フェンネルパウダー
◎コリアンダーパウダー
◎セロリシードパウダー
◎ハラペーニョパウダー
◎スモークチリパウダー
◎ホワイトペッパーパウダー
◎スモークパプリカパウダー
このレシピが一つの目安になります。
ケイジャンシーズニングはどんな料理にも風味と香りを加える素晴らしい混合調味料です。
鶏肉、豚肉、牛肉、魚、ステーキ、ハンバーガー、ミートローフ、野菜、パスタ、米、スープ、シチュー、卵、フライドポテト、ディップ、さらにはポップコーンなど、ほとんどすべてのお料理に使えます。
ケイジャンシーズニングを作っておかない理由はあるだろうか?(*⁰▿⁰*)
いや、ない
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■ケイジャンシーズニングの作り方
超簡単、混ぜるだけです!(*⁰▿⁰* )
1.全部の材料を混ぜたら完成!
■保管方法は?どれくらい日持ちするの?
密閉できる保存容器に入れて冷暗所で保管しましょう。
温度と湿度があまり変わらない環境できちんと保管していれば一年位持ちます。しっかり蓋ができるガラスビンなどに乾燥剤を入れての保管が理想です。
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■どんなお料理に使う?使い方をご紹介
さて、ケイジャンシーズニング/スパイスの使い方をみていきましょう。
基本、何にでも使えます
◎ジャンバラヤ
ジャンバラヤはアメリカ南東部の『ルイジアナ州』発祥のお料理で、フランス料理とスペイン料理の歴史的影響を受けています。
材料は地域によって様々で例えばチキン、ソーセージ、エビ、セロリ、玉ねぎ、ピーマン、トマト(地域によって有無がある)、米などで構成されます。お肉とお野菜を炒めた後、ケイジャンシーズニング、スープ、米を加えて炊き上げます。
乱暴に言うと、スパイシーな雑炊です(笑)
動物性・植物性の旨味がふんだんに入ったお料理です。美味しくないわけがない。
◎ガンボ
ジャンバラヤと同じく、アメリカ『ルイジアナ州』のお料理。簡単に言うとシチューです。シチューですので、小麦粉のルーが入っていて重く、食べ応えがあります。
入る材料は様々ですが例えばお肉、甲殻類、玉ねぎ、セロリ、ピーマン、オクラorフィレ(ハーブ/サッサフラスのパウダー)、ダークルー(植物油・小麦粉のみで作る色が暗くなるまで煮たルー)、ケイジャンシーズニング、米(量は様々)、スープストックで作られます。
まぁ、激ウマですよね。これだけ色々入ると(*⁰▿⁰*)
◎魚介やお肉と和える
ボイルした魚介類とケイジャンシーズニングとの相性は最高です。ボイルしたお湯は魚介出汁なのでリゾットなどにも使えますよ。これは本当に本当に美味しいのでおすすめです。エビ、タコ、イカ、貝類など。
エビ入りのアラビアータにケイジャンシーズニングというのもオススメです。
もちろん、魚介だけじゃなくてお肉にも合います(*⁰▿⁰*)
焼く前のお肉にケイジャンシーズニングを擦り込んで一日置きます。次の日ローストなりソテーなりして食べましょう。めっちゃくちゃ合います。後はビールで。
◎揚げ物に和えるとヤバい
もはや言葉はいりません。揚げ物と和えるともう最高のおつまみに。パーティー料理にピッタリ。塩は後から少し足した方がよいかも。
私はよくこれを作ります。片栗粉で揚げた白身魚をケイジャンシーズニングで和えて食べます。もうね.......ウッマイ!!全人類に伝えたい。
◎ポップコーン
作りたてのポップコーンにケイジャンシーズニングが合います。最高です。クルトンとかにも和えてスープにアクセントを加えるのも面白いです。
◎ディップソースに混ぜる
例えばヨーグルト系のディップにケイジャンシーズニングを混ぜて、コーンチップと頂きます。合わないわけがない。マヨネーズと合わせると悪魔的な美味しさになります。
◎お野菜とだって合う
お肉や魚介だけじゃありません。ローストしたりボイルしたお野菜と和えるだけで、立派なおかずになります。ダイエットしている方や、ヴィーガンの方にもおすすめですね。
他には炒め物、クリームソースのパスタ、挙げればキリがないくらい色々使い勝手がよいけイジャンシーズニング。ぜひ色々と試してみてください。ただ、和食には合わせづらいかな(笑)
■そもそもケイジャンってなに?
↑↑↑赤いところがルイジアナ州
『ケイジャンシーズニング』はアメリカ南東部ルイジアナ発祥のケイジャン料理で使われる調味料です。
玉ねぎ・セロリ・ピーマン(ホーリー・トリニティー)をベースとし、主食はお米で、強烈なうま味とスパイシーな香り、辛味が特徴の庶民的料理です。
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●ケイジャン、アカディアとは?
『ケイジャン』はアメリカ北東部に入植したフランス人が直系で、イギリス人によってアカディアから追放されたのち、最終的に主にアメリカ南東部のルイジアナ州に永住した人々を指します。
少し深堀りすると、
17世紀アメリカ北東部・大西洋沿岸・カナダのノヴァ・スコシア州一帯に来たフランス人の入植者がその地を『アカディア』と名付けました。『アカディア人』はフランス人の入植者・北米先住民・ネイティブアメリカンで構成されていましたが、18世紀になるとイギリス軍と対立し何度も戦争が起き、アカディア人はフランス本国へ送還または当時のイギリス植民地へ移送されました。
最終的には彼らはアカディア地方に戻ってくる事になったのですが、すでにイギリス人入植者が占めており、ケープブレトン島・ニューブランズウィック州・プリンスエドワードアイランド州など、元のアカディアより離れた地域に定住しました。現在のアカディア地域(沿岸部)にほとんどが移りましたが、一部がアメリカ南東部のルイジアナ州で現在アケイディアナと呼ばれる地域に定住し、『ケイジャン』の祖となりました。
※『アカディア人=アケイディアン/Acadians』から『ケイジャン』に転じた
フランス直系なのでミルポワ(玉ねぎ・人参・セロリ)を使うフランス料理と似てるところがありますね!ケイジャン料理やクレオール料理で共通している『ホーリー・トリニティー』はミルポワの派生系です。
ケイジャン発祥のルイジアナはミシシッピ以西がかつてスペイン領でもあったので、フランス料理だけでなくスペイン料理の影響も受けています。
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■塩は場合によっては入れなくてもいいよ
下味をしっかりつけている食材に塩味が効いてるケイジャンシーズニングを合わせると当然、しょっぱくなりますね。
ですので、お店によっては塩を抜いているレシピもしくは塩を少しだけ加えたレシピで作っていたりします。
例えば食材をけイジャンシーズニングまみれ(笑)にしたい時はより多く和える必要がありますが、塩気が強くなるのである段階で食べづらくなくります。そんな時は塩なしのケイジャンシーズニングを作っておいて、どんなシチュエーションの料理にも使いやすくしておきます。
レシピにとらわれず、用途に合わせて内容を調整してみましょう。
■今回使った食材はこちら
エスビー食品 セレクトスパイス 有機ガーリックパウダー100g袋
エスビー食品 セレクト カイエンペッパー(パウダー)100g袋
エスビー食品 セレクト ブラックペッパー(パウダー)100g袋
有機のものであればGAIAネットがおすすめ。業務用サイズがあるものはこちらで買うのも良いと思います。私はよく使うスパイスをGAIAでキロ単位で購入しています。
■まとめ
まとめるとケイジャンシーズニングは、香りと辛味が特徴的な
何にでも合わせやすい辛い万能混合調味料
でした。
普段の料理に加えるだけで一気にエスニック感が出ちゃうお手軽調味料です。材料を揃えることだけが手間ですが、揃えてしまえば後は混ぜるだけ。
ハーブやスパイスの勉強にもなりますので、ぜひぜひ作っていただきたいです!٩( 'ω' )و
今回のレシピがあなたのお料理の引き出しの一つにしていただければ嬉しいです♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたの料理ライフがより良いものになりますように。
ではまた!
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