こんにちは、タカシです!
本日は『タイム』についてご紹介します。
あなたはハーブのタイムをご存知でしょうか?スーパーでもたまに見かけますね。
お肉やお魚を調理する時に加えるととっても良い香りが移り、味わい豊かにしてくれます。また、その他にもたくさんの良い効能があります(^^)/
割と簡単に手に入れる事ができる上に使いやすく、お肉・お魚・デザート、何にでも使えるのが魅力です。
この記事ではタイムについて詳しく解説し、皆様の日々のお料理がより良いものになるよう、お役に立てればと思って書きました。ぜひ家でも実践してみてください♪
それではいってみましょう!
ブログでは料理についての様々な情報を公開しております。
家で比較的簡単に実行できて、楽しくなる料理のアイデアです。
ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
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料理のプロが教えるタイムの効果と使い方まとめ
■タイムの効果
名称
タイム
原産地
ヨーロッパ、北アフリカ、アジア
科名/属名
シソ科 / イブキジャコウソウ属
栄養/成分
タイムの揮発油の主成分はチモール・カルバクロール、ボルネオール、ゲラニオールで、抗炎症・抗ウイルス・抗真菌・鎮痛・鎮静・殺菌・殺虫・収れん・免疫賦活・神経系活性・胆汁分泌・防虫作用・抗うつ作用がなどあります。
さらにビタミンB1・B2、カロテン、ビタミンC、食物繊維、鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、その他ミネラル類が豊富に含まれております。
注意
妊娠中の方は子宮収縮作用がありますので、少量摂取にしてください。
用途
ブーケガルニにはローズマリーと同様欠かせない存在です。
比較的お肉にもお魚にもお野菜にも、用途を選ばず使えます。
香りが繊細なので、効かせたい時はフレッシュのものを最後又は追加で加えるとよいです。
保存
水洗いした後キッチンペーパーで水気を軽く拭き取り、くしゃくしゃにしたラップで軽く包んで冷蔵庫保存します。水気が多いとカビが生えてしまいます。
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■タイムに熱を加える調理
・炒める
そのまま具材と炒めます。 オイルに香りが移りやすいので、オイルと一緒に加熱して香りを出します。フレッシュのものは香りが弱めなので、4〜5本くらい多めに使うと良いでしょう。
お肉やお魚の火入れの際、多めの油をまわしかけて火を通していく事を『アロゼ』と言いますが、その際タイムなどのハーブを食材に乗せながらアロゼをするととても良い香りがつきますよ♪
・焼く(直火・炭火・炙る・ロースト・グリル・煎る)
主に豚肉、ジビエ、お魚をローストする時に使っています。 食材をアルミホイルに包み、タイムと一緒に包み焼きしたりもします。アクアパッツァなどにも使います。
タイムを使ったレシピとして、『塩麹を使った魚介のカルトッチョ』でご紹介しております。よろしければ合わせてご覧ください٩( 'ω' )و
とっても美味しいです(^^)/
・揚げる
フレッシュのものは香りがそこまで強くないので、揚げる時は主に飾り付けにカリッとさせたい時に。
葉をしごいて揚げた具材と混ぜ合わせるとタイムの香りが移ってGood。
フライドポテトなどが美味しい。
・煮る
スープや煮込み料理に茎ごとドサっと多めに入れます。強い香りが欲しい時はドライの物を入れますが、入れすぎに注意します。
・蒸す
食材の上にタイムを1束置いてそのまま蒸す。 蒸し湯に白ワイン、タイムなどを入れてもよい。 ハーブの香りで蒸し上げると美味。主に魚などで使っています。
・燻す
燻す前の、食材をマリネする時などに使用します。
・茹でる
あまり聞かないです。香りが弱いので、茹でたものに添えるなどします。
・漬ける
↑画像は豆アジと温州蜜柑のエスカベッシュ。
ピクルスやエスカベッシュを作る際に入れてもOK。
漬ける液には色んなスパイスとハーブを加えて楽しみます。
・その他
ブーケガルニの材料として。
葉を細かく刻んで焼き菓子やパン、グリッシーニなどの生地に混ぜて焼くなど。
ブーケガルニに関して、ブーケガルニとは?料理への使い方の1例の記事でまとめております。よろしければご参照ください。
■タイムに熱を加えない調理
・マリネ
主に豚肉やジビエ、お魚の臭み消しとしてタイムを1束、またはドライのものを食材と混ぜ合わせておく。
マリネ:例えばオリーブオイル・塩・ハーブ・スパイス・具材で和えてマスキングをすること
漬けたハーブはそのまま火を通してもよい。
いろんなハーブを刻んでお肉に擦り込む事もやります。
・漬ける
オイルやビネガーに数日漬けて香りを移す。漬けたものは早めに使い切る。
ピクルスなど。
・和える
例えば火を加えた料理とフレッシュなタイムを合わせたり、刻んだ葉っぱを冷たいソースなどに和えたりします。ハーブマヨネーズ、ハーブバターなど。
・飾り付けとして
そのまま、又はちぎって小さくして飾り付けとして使います。
お花も飾り付けとして使うと可愛い。
・その他
刻んだタイムの葉っぱを、すり鉢で細かくした天然塩と混ぜてタイム塩にします。
他のハーブと混ぜ合わせるのもよく行われます。
ハーブ酒にも。
また、タイムをハーブバターとしても応用できます。
詳しくは『【レシピ】ハーブバター/エスカルゴバターの作り方と応用 / フェンネル&イタリアンパセリVer.』にてご紹介しておりますので、合わせてご覧ください♪
さて、ここまでざっと使い方を見てきましたね。
別記事でハーブとスパイスの基本的な使い方を『料理のプロが教えるハーブやスパイスを使うタイミング』でまとめておりますので、合わせてご覧になっていただくと一層理解が深まりますよ♪
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■タイムは何がオススメ?
お近くの園芸ショップで絶対苗が売っていますので、フレッシュのものを買って育てるのが一番経済的です♪水捌けの良い土で、関東では週に2、3程度水やりをしていれば元気に育ちます!
ドライのものはこちらをどうぞ♪
●VoXのオーガニックタイム(少量15g)
まずはお試ししてみたい方はこちら。有名なVoxの有機のドライタイム。
●アリサンのオーガニックタイム(500g)
こちらも有名なアリサンのオーガニックタイム。アリサンは大容量で買えるので私もヘビーユーザーです。タイムはお肉やお魚でもスープでもなんでも使いやすいので、そういうハーブは大容量のものを買うのをおすすめします。
■タイムの育て方
写真のタイムは『クリーピングタイム』。芝生のように横に広がっていくタイプ。香りが弱いとされていますが、個人的にはそんな事はないと思います。枝が硬めなので、料理に使う場合は葉っぱのみを使うか、枝を後で取り出してください。
関東の気候で、鉢植えの場合の育て方
- 水やりは土が乾いたらする。週2くらい。
- 水をやりすぎると枯れる。
- 春〜秋の気候で一番成長する。
- 暑さに強い。
- 真冬の寒さに弱く、成長が止まる。
- 寒さで枯れるが、春頃復活する。
- 水さえ欠かさなければ後は基本放置でOK。
園芸ショップにはタイムの苗が置いています。比較的簡単に育てられるのでぜひ挑戦してみてください(*⁰▿⁰* )
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■まとめ
いかがでしたでしょうか。
タイムは比較的何にでも合わせやすいので、ハーブ初心者にはちょうど良いと思います。
香りが繊細なので強い香りが欲しい時はドライタイムを使い、フレッシュのものは仕上げに使っいましょう。
フレッシュとドライのものでは香りのニュアンスが結構違うので、私は使い分けています。
色んな食材に遊びながら使うと楽しいですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたの料理ライフがより良いものになりますように。
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