こんにちは、タカシです!
本日は『生姜』についてお話していきます。
生姜には脂肪燃焼効果があるので、私はちょくちょく料理に使っています(*⁰▿⁰* )
若い頃はちょっとお腹がぽっちゃりしても、有酸素運動をガッツリ何日かすれば割と簡単に落ちました・・・・。しかしこれが歳を重ねてくると脂肪がなかなか落ちない!
ですので最近は運動と合わせて生姜を食べるようにし、少しでも脂肪燃焼を促しています(笑)おかげで?歳を重ねてもお腹がぽっこりなっておりません٩( 'ω' )و
生姜はスーパーフードにも負けない素晴らしい効果があります。
この記事では生姜の効果と料理への料理への使い方をみていきます。ぜひ、日々のお料理で生姜を取り入れていって欲しいと思います。
それでは見ていきましょう!
ブログでは料理についての様々な情報を公開しております。
家で比較的簡単に実行できて、楽しくなる料理のアイデアです。
ぜひチェックして頂けると嬉しいです♪
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ダイエットにも効果的な、生姜の効能と使い方を料理のプロがご紹介
■生姜の効果
名称
生姜/ジンジャー
原産地
東南アジア
科名/属名
ショウガ科/ショウガ属
栄養/成分
辛味成分としてジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンがあります。
生姜は冷たいままでも温めたままでも、脂肪を燃やして蓄積を抑えてエネルギー代謝を活発するのでダイエットにとても効果的です。加熱するとさらにその効果が増し、かつ身体を温める効果が発生します。
生姜はマンガン、ビタミンCが多く、ビタミンB1、B2、E、ナイアシン、葉酸、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リンなどが含まれております。
整腸・抗酸化・抗炎症・中枢抑制・解熱・鎮痛・鎮咳・鎮吐・抗痙攣作用があり、関節炎やリウマチなどの治療にも効果があります。
すごいですね。
ハーブもそうですが、生姜も身体に様々な良い効果をもたらします。
さてちょっとここで興味深い実験結果があります。
生姜の辛味主成分である6-ジンゲロールは加熱・乾燥により脱水が起こり、6-ショウガオールに変化する事は生姜とマクロビがお好きな方は何となくご存知かもしれません。
しかし、家庭などの加熱調理条件下での6-ジンゲロールの変化に関する研究は少なく、そこで一般的な5種の調理方法(茹で・蒸し・炒り・焼き・電子レンジ)を想定し、ショウガ中の6-ジンゲロールの6-ショウガオールへの変化を経時的にHPLCで測定&DPPH法により抗酸化能の変化を測定し、また辛味の強度を官能評価により比較された方がいらっしゃったので(すごい)ここでご紹介させて頂きます。
生ショウガ中の6-ジンゲロールと6-ショウガオールの割合は98:2であった。60分間の茹で・蒸し加熱により、6-ショウガオールはそれぞれ3倍以上有意に増加したが、大半の6-ジンゲロールは残存していた(93:7茹で)、(92:8蒸し)。
辛味および抗酸化能に関しては、加熱前後に統計的な有意差はなく、これらの特性は加熱後も維持されていた。
※日本調理科学会誌/48巻(2015)6号より一部引用・転載 吉田真美さん,平林佐央理さん
素晴らしい実験ですね。
何といいますか、自分が想定してた以上にショウガオールへの変化が少なくてびっくりしました(笑)もっと大幅にショウガオール成分が増えていたのかと思いきや(確かに数倍の増量はあったものの)、当初の割合とほぼ変わっていないのですね。
しかしながら効果がないという事ではなく、やはりその微量な割合でも効果があるのがショウガオールなんですね。ショウガオールを比較的多く摂取したい場合には、熱した物、又は粉末になった生姜を使うのがよいかもしれません。
用途
生・乾燥・砕いたもの・粉末状のものがあります。
素材の臭みぬきにはもちろん、薬味・出汁・煮込み料理・お菓子のアクセントとして、生姜の香りや成分を取り込みたい時にはどんな料理にも積極的に入れます。主にアジア・中東料理でよく使われる食材です。
保存
常温保存であれば新聞紙などに包んで冷暗所に保管します。
夏場など部屋の温度が高い場合には、湿らせたペーパーに包んでジップロックに入れ、野菜室で保管がよいです。
古くなったら刻んだりおろしたりして、冷凍してしまいましょう。
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■生姜に熱を加える調理
・炒める
オイルでニンニクと合わせて炒めて香りを出します。
カレーを作る時にやったりしますね。豚の生姜焼きのように生姜マリネしておいたお肉を炒めたり、すり下ろした生姜を炒め物の仕上げに加えたりします。
中華料理には多く使われ、青椒肉絲・麻婆豆腐・回鍋肉・エビチリなどにも使います。
・焼く(直火・炭火・炙る・ロースト・グリル・煎る)
生姜自体を...というのはあまり聞きませんが、焼く前のお肉やお魚をマリネする時に使いますね。又、細かく刻んだ生姜・根野菜・豆味噌を煎るように炒めた鉄火味噌などはあります。
又、餃子や春巻きのタネの中に入れたりします。
・揚げる
生姜を揚げる...これも聞きませんね。
しかし、生姜とニンニクのすりおろし・お酒・醤油に漬けたお肉やお魚を揚げるのはあります。
・煮る
お魚の味噌煮、お魚の出汁をとる時、すりおろしてカレーに、生姜スープ、生姜のコンフィ、又、キムチチゲや、火鍋、トムヤムクンなどにも使われます。
生姜をコンフィにして保存しておけば、お肉のタレやお菓子などに使えて便利です♪新生姜で佃煮なんかは最高のご飯のお供ですね。
・蒸す
蒸し生姜、かなり健康によいですよね。水分を飛ばしてパウダーにしたり、そのままシロップに漬けたり。一度温めてショウガオール成分を増やしましょう。
又、小籠包・シュウマイなどにも使われます。
・燻す
あまり聞きません。
・茹でる
癖のあるお魚を霜降りする際、お湯にお酒と生姜のスライスを入れたりします。例えば豚の角煮のお肉を茹でる時に鍋に入れたり、バンバンジーで使う鶏肉を茹でる際にも生姜を入れます。
生姜の甘酢漬けなどを作る際にも茹でます。
・その他、炊く
細かくカットしたり、すりおろしたり、パウダー、シロップ漬けなどを焼き菓子やパンなどに入れて作ります。
生姜の炊き込みご飯など。
■生姜に熱を加えない調理
・マリネ
臭みぬきというよりはそのまま生姜の味を楽しむ為にマリネします。
例えばローストしたお野菜を生姜汁とオリーブオイルでマリネなんかは美味しいです。
生姜の中のショウガプロテアーゼはタンパク質を分解して柔らかくする効果があります。加熱していない生姜をすりおろしたりスライスしてマリネ液に加えます。
冷蔵庫の温度で一晩寝かすとお肉のタンパク質を分解して柔らかくしてくれます。他には玉ねぎ・キウイをすりおろして混ぜても効果があります。
豚肉のパイナップル炒めもまさにその効果を狙ってますね。
・漬ける
生姜を刻んでオリーブオイルに漬けてオイル漬けに。
生姜の甘酢漬け、ピクルスやエスカベッシュなどにも使われます。
↑上の画像はチキンを生姜・お酒・ニンニク・醤油で漬けたもの。
唐揚げの下準備として、お肉やお魚を生姜醤油などに漬けて味をつけます。
漬けすぎたり、別ダレがある場合などはしょっぱくなるので、漬け時間や漬けダレの加減が必要です。
・和える
他の薬味と和えて和の薬味としてお豆腐、刺身に添えたりします。
すりおろした生姜を炒めものにさっと和えたりもします。
・飾り付けとして
針生姜として、はじかみ生姜として、すりおろして、お料理に添えます。
又、葉生姜を飾り切りにしてお料理に添えます。
・その他
デザート全般に応用できます。プリン、アイス、ジャムなどに。
瓶にウォッカとスライスした生姜を入れて2〜3日でジンジャーウォッカができます。シナモンスティックを入れてもOKです。
ジンジャーウォッカ、ジンジャーエール、ライムでモスコミュールができますよ♪
何回かウォッカを継ぎ足しもできますし、余った生姜はきび糖・唐辛子・シナモンなどでに煮るとジンジャーシロップに。
炭酸で割ってジンジャーエールも最高です♪
さて、ここまでざっと使い方を見てきましたね。
別記事でハーブとスパイスの基本的な使い方を『料理のプロが教えるハーブやスパイスを使うタイミング』でまとめておりますので、合わせてご覧になっていただくと一層理解が深まりますよ♪
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■ダイエットを目的として生姜を摂取するなら
日々の食生活に取り入れるのはもちろんですが、私のオススメがあります。
毎日使うものとして、作りやすくて使いやすいのは生姜のドレッシングと生姜湯です。
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●生姜のドレッシング
・米酢......40ml
・玉ねぎ......30g
・生姜......30g〜お好みで増やしてOK
・醤油......適量(醤油で塩味を決めてください)
【作り方】
①イワタニのミルサーで材料を全て混ぜ合わせて完成!簡単!
この中の『お酢』も内臓・皮下脂肪を減らしてくれる作用がありますので、この生姜ドレッシングでサラダを食べれなかなりのダイエット効果が期待できます\(^^)/
●生姜湯
風邪予防や冷え性に効果的です。
・蜂蜜......適量
・生姜のすりおろし......適量
【作り方】
①全てを鍋に入れて沸かして完成です!
生姜はかなりの量を入れてOKです。喉がカ〜ッ!とポカポカするくらいに。蜂蜜はお好みで調整してください。ここに無農薬レモンの輪切りやシナモンを入れるとさらに風邪予防効果が増します!
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
もうこれで生姜を毎日の食事へ使わない手はないですね\(^^)/
生姜のドレッシングはカルパッチョのドレッシングとしても使えますので、色々と使ってみてください。
身体を冷やしたい時は加熱せずに、身体を温めたい時には加熱して食べるとよいでしょう。
日本では高知県で盛んに生産されております。私はいつも数キロ単位で無農薬生姜を食べチョクで購入して使っています。
皮を剥く時はスプーンで削ぐと剥きやすいですが、できるだけ無農薬の物が望ましいです。せっかく栄養のある皮を剥かなくて済みますし、安心・安全です。
ぜひ色々と試してお料理に使ってみてください♪
あなたの料理ライフがより良いものになりますように♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
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